次世代型電源ポール ストリートライトを発売開始
オーエスグループの開発部門である株式会社次世代商品開発研究所(本社:大阪府、代表:奥村正之)はソーラーシートで発電した電力をバッテリーに蓄電しLED照明に活用する街灯、TERRA SERDE(テラセルデ)※電源ポール ストリートライト(型式:TFX-3000S、TFX-2000S、TFX-1000S)を発売開始いたします。
電源ポールストリートライトはスリムなポールに薄膜では世界最高レベルの発電効率を誇るソーラーシート(セル型式:CG1001)を巻き付け、ポール内に安全性が高くサイクル寿命が優れたバッテリー(セル型式:IP1001)を独自にパック化し内蔵した街灯です。ソーラーシートの発電出力とバッテリー容量、LED照明の電力が異なる3機種(TFX-3000S、TFX-2000S、TFX-1000S)をラインアップ。それぞれ不日照点灯能力は最長40時間(8時間×5日間)の稼働が可能です。
飛び出したソーラーパネルや電池コントロールボックス等が無い、ポールだけのシンプルな形状は、設置環境を選ばない洗練されたデザインです。平面型のソーラーパネルと異なり円筒型構造のため省スペースで、発電面が垂直であることから、雪や落ち葉などの影響を受けにくく定期的なメンテナンをすることなく運用が可能で、安定した発電性能を発揮します。架線も無いため風にも強く、耐風性能は60m/sを誇ります。太陽光エネルギーで発電した電力を活用するため、設置には商用電源が不要で電源工事をすることなく独立電源が実現します。山道といった架線の引けない地域やスマートシティ構想の街中における太陽光エネルギーを活用した街灯など、様々な場所で活用が見込まれます。
本体カラーはTFX-3000S/2000S/1000Sのシルバーの他、木目(M)、アースグリーン(G)など、設置環境にあわせたカスタマイズも可能です。
今後はLED照明に加え、Wi-Fiルーターや監視カメラ、気象センサーや河川監視、傾斜探知、オーシャンサーバーなど、電源ポールに様々なセンサーを組み合わせた独立電源型フィールドサーバーとして開発を加速してまいります。
なお、本製品は2021年3月3日(水)から東京ビッグサイト西棟で開催されます第11回国際スマートグリッドEXPOの次世代商品開発研究所ブース(小間番号W5-79)にて展示予定です。この機会にぜひ実機をご覧ください。
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無電化地域に光を照らす。ソーラーシートとバッテリーで動作する、電源工事が不要でメンテナンスフリーな次世代型の街灯、電源ポール ストリートライトを発売開始。